成績の上がる人と上がりにくい人がいます。暁塾にやってきたときは同じような点数であっても徐々に違いが生まれてくることがあるのです。その違いはどこにあるのかはた目に見ると不思議に思う人もいるかもしれません。しかし、スポーツでも芸術の世界でも指導者と呼ばれる立場から見ていると誰が上達や技能が身につくのかおのずとわかるものだと考えるようになりました。私が考えるそれは・・・・・・。休まないことです。人によって生まれつき、からだの強い、弱いがあり、風邪をひいたりといったことはどうすることもできませんが、ちょっとカラダがしんどいからといって休んでしまうようだと、振りかえがあるといってもなかなか勉強の習慣が定着しないように感じます。反対に基本的に休まない人は明らかに効果が出てきます。暁塾にやって来る生徒は数学か英語を伸ばしたいというケースが多いです。中学生の場合、英語は確実にこれをすればほぼ伸びるというパターンがありますが、早ければ3ヶ月、通常は半年から1年くらいかかります。20点、30点と上げてもらうためには根本的な治療が必要なのでそのくらいの時間と勉強量が必要になります。決まった曜日と時間に来る生徒は知識の定着がよくなることも関係しているように思われます。高校生の場合は、それまでの蓄積にもよりますので中学生よりも個人差が大きくなります。つまり中学生・高校生に関わらず成果の出ない人に共通しているのはキョロキョロよそ見をする傾向にあるのです。塾での勉強の態度ではありません。腰を据えて勉強するという雰囲気ではないのです。卵が先か鶏が先か、わからないですが成績は変わりばえしないことになります。すぐに成績を上げる方法の一つには、復習に時間をかけることです。その目安は、少なくとも問題を解いた時間以上です。ほとんどの生徒がそうなのですが、「復習しました」と返事しても確認してみると、その問題も周辺知識もグラグラです。「手を洗った」と言ってもせっけんで手を洗っていないので、ばい菌がたくさんまだ手のひらに残っているのです。暁塾に通っている生徒は全体的にみると成績がよくて性格も素直な子が多いのですが、それでも、新しい問題を解くばかりでなく、復習することの大切さに気づいた人からパワーアップするように感じています。後日加筆します。後日加筆します。