※いま公立中学校に通っていて、 公立か私立で悩んでいる保護者、生徒向けです。 語弊があるかもしれませんが、 進学校の私立高校は関係ありません。 中堅校によく当てはまることです。 悩んでいらっしゃる方は、 本当に悩んでいらっしゃると思うので、 誤解を招くと嫌ですが、ご参考になさってください私立高校と公立高校の違い専願で私立に進んだ生徒と併願で公立に進んだ生徒など 卒業生には色々な子がいますが、専願で私立に行った場合、高校に入ってからの 勉強が難しく感じる場合があります。私立の場合は進学校を除き、 少子化のあおりを受けて、情実が入って 合否が決まるので、勉強一本というワケではないからです。 (もちろん、成績がある程度伴っていないと難しいことですが) また、専願の場合は 先生方が進路実績を優先するため、 成績上位の一部の生徒に合わせて 授業をする場合があり、 そうでない他の生徒は 提出物に追われ、かえって大学受験の勉強が 進まないことがあります。サボることを推奨しているわけではありませんが、学校の課題を ただ真面目にこなしているだけでは、その場しのぎになり、 とても損をしていることになるのです。第三者的な立場の私から見ると 生徒本人やお子さんは この点に 気づいていないことが多いです。実際にそれが一因で 高校を退学した生徒もいます。しかし、そこまで知っていて、 地力があれば 簡単に学年で上位に行けます。なぜなら、同級生のほぼ8割は 遠回りの勉強をしているからです。 そんなこともあり、 暁塾の高校生には それほど労力をかけずに勉強をして、 知名度のある大学に通うことのできる 勉強法を教えています。(市大、関学、京都工芸繊維など)反対に入学した私立高校で 上位にあれば学校の先生方はより力を入れて 指導してくれる可能性もあるようです。公立をみると 私立に比べ、 同じような成績の子が 同じ高校に通っています。その中で勉強を頑張れば 上位になるので、推薦などはもらいやすくなります。つまり、 同じ成績の生徒が私立高校と公立高校のどちらを 選べばいいかというと、 その高校への 受験時点で上位の成績なのかどうかを考慮に入れられると いいかもしれません。 しかし、これは勉強に関しての 一つの面であり、入学には 校風など他の面も 加味されることだと思いますのであくまでも参考意見として お聞きくだされば幸いです。中学生の中には高校になってから勉強しようと 思っている人もいるかもしれません。まだまだ勉強しなくても大丈夫だと 思っている人もいるでしょう。 しかしもう少し先の将来に目を向けてみましょう。大学生になるには、大学受験に合格しなければなりません。 中学生の時は、高校受験で 近隣の同学年の中学生と同じ席を争うわけですが、 高校生になると全国から同学年の高校三年生だけでなく、 浪人生も試験に臨みます。 それだけでも競争が激しいことがわかりますが、 みんなが意外と知らないことがあります。それは、高校によって使っている教科書や問題集が違うということです。もう少しはっきり言ってしまえば、レベルと量が違うのです。つまり高校では 「勉強ができている」と思っていても、他の学校に通っている高校生から見ると「まだこんなことを勉強しているんだ」という場合もありますし、逆に「高校では全然勉強出来ない」という場合であっても、他の高校生から見ると 「すごく勉強ができる」という場合があるのです。 公立の小学校、中学校の時は義務教育なので日本のどこにいる生徒も 決められた内容や範囲を習っています。しかし、高校生になると 習っている範囲も難易度も違うのです。それは私立高校だけではなく、府立高校もあてはまります。 私の知っている範囲でお話しすると毎週小テストが続いて 否が応でも勉強する環境にある高校生もいる一方、高校に入った最初の数か月は 分数の計算や小数の計算であったり、 小中学生の時の復習が中心となる 高校などといったようにバラバラなのです。そうなると、通う高校が違うだけで、高校の三年間に身につく学力に 開きが出てくることも なきしにもあらずとなります。 これは極端な例ですが、 「勉強が苦にならないのか」 それとも「勉強はちょっと苦手だ」といったように自分自身がどういったタイプの人間か知っておくと高校選びや大学選びだけでなく、 大人になってからの仕事選びにも役立ちます。社会人になってしまえば、 学歴が通用する世界はどんどん小さくなり、 反対にそういったものが通用しない世界が大きくなりますが、 それは兎も角、学生の時期における受験は、自分の得意な分野や取り組みたいことについて考えるよい機会だといえます。私立高校入試のホントのこと受験の日が迫っていますが、 暁塾の生徒は全員合格します。 どうしてそんなことが わかるかというと、 今まで暁塾に通っていた生徒で私立高校の試験に落ちた人がいないからです。 みんなよく分かっていないと思いますが、 同じ高校を受験するライバルより 暁塾の勉強量は多いのです。 だから、本番の点数は 出来なかったと思っても ライバルはもっとデキがよくないのです。 大人の話をすると 私立高校の入試担当の先生へ 「コレコレこーゆー子が 受験するのでよろしくお願いします」 と電話しています。 生徒数を確保したい私立高校は 既に合格者としてカウントしているハズです。 だから名前を書いて、 いつも通り試験に臨めば 100パーセント合格するので 安心してください。 さらに大人の話をすると 「赤本の過去問の合格最低点にも達していない」と 絶望的な顔で恨めしそうに 私の顔を見る生徒が毎年いますが 中学校のテストと比べると 内容と分量が根本的に違います。 だから、多くの高校の合格最低点は ホントではないことを書いていると睨んでいます。 一科目10点以上は背伸びしているはずです。 本番は国語は漢字や四字熟語、慣用句、 ことわざや慣用句、現代仮名遣い。 数学は計算問題。 英語は熟語発音アクセント、英作文。 理科は基本的な語句。 (計算問題は後まわし) 社会の歴史と公民の基本的な語句。 (地理は後まわし) を中心に解いていくと安心です。中学生が高校生になって気づくこと公立中学校出身者が高校に通うようになると、随分、授業の雰囲気が違うことに気づく子も多いでしょう。偏差値が高い学校だと、エエカッコしいやプライドの高さを少なからず持ち合わせている場合が多いですが、自分自身の知的欲求を満足させられます。いくら友達が多いといっても周りの人が「おー」「わあ」「スゴーイ」といった単語が口から出てくるだけならば刺激を受けることもありませんが進学校ならば、そういった心配はありません。しかし、高校生になったはいいものの、優等生たちに囲まれそのなかで勉強が出来ず卑屈になる人もいます。それに対して中学までは勉強が苦手だったけれどもそれほど偏差値の高くない学校でトップクラスとなり胸を張って高校生活を過ごせるようになる場合もあり、何がその人にとっていいのか本当のところはわかりません。勉強が得意であっても苦手であっても社会に出ると思ったより大差ない部分も結構あります。大人になればわかることですが、自分と同じような人はごまんと居るのです。栴檀は双葉より芳しを地でいく人もいれば、天狗の鼻へし折られ組もいます。鈍重だと思われている人であっても、どんどん真価を発揮して活躍する場合もあります。電車に乗って気づくことは、高校生のなかには登下校中のハズなのにお化粧をバッチリ決めている子や男の子や女の子の話ばかりしている子、ゲームばかりしている子、学校のテストの話ばかりしている子、同じくらいの年齢でありながらいろいろです。いい人に見える人がそのまま裏表なくいい人の場合もあるけれどもワルイヤツの場合もあります。ワルそうに見えるけれどいい人もいるし、ワルそうだけれど、見かけよりもっとワルい人もいますが、ヒトは単色ではなく色々な色が混じり合って出来ています。道を同じくせざる者は道を同じうすることなかれということですが、自分と価値観が似通った人が集まっているので、高校生活はその点、中学時代とは違った環境に身を置くことが出来ることが多いです。大学に行く前に考えておきたいこと大学全入時代とも云われていますが、受験生にしてみればどこの大学でもいいやということにはなりません。モテモテ人生を歩んでいる人であっても、異性と付き合う前にこの人がいいのか、あの人がいいのか、どの人がいいのかと考えるでしょう。この大学に行ってこういった仕事に就きたい、こんなことを勉強してみたい、と具体的か漠然かその差はあれどどうしてこの大学に行きたいのかその時点であなたなりの考えをまとめる必要があるでしょう。中学生や高校生なら今の時点で大人になってからしたいことが見つからなくても仕方ありません。はっきりと自分の将来像が見えて、その時、頭にあったことを実現出来るような子は100人中5人いるかいないかでしょう。そうでない場合は、とりあえず偏差値の高い学校に行くといいでしょう。自分の大切な人生なのに『とりあえず』なんて、と思うかもしれません。居酒屋さんで席に着くなり、「とりあえず、ビール」というのと変わりない言葉ですが、それはあなたが大学に入ってからわかることです。とりあえず、偏差値の高い子は、その時点ではあなたと同じくらいかそれ以上に知っていることが多いので、あなた自身の知的好奇心が刺激され、満たされる機会が増えるのです。まだはっきりしていない時はあなたの将来の可能性を広げる道を歩くことがそれからの人生をより良いものにすることでしょう。