経済1年はじめに、私のステータスをいくつか紹介します。○第1志望は関大ではない。また、第1志望以外はどこの大学に行っても(私にとっては同じだと考えていた。○国英得意・数不得意。共テのこの3科目は国8割、英R7割、数5割。○関大は一般で受験。国・英必須、数学選択。(教学は不得意だが志望校の受験科目だったため、選択。)○田舎から出てきて1人暮らし、1人暮らしがしたくて関大へ入学。このような状態です。なので私が書くのは合格体験記というよりは不合格体験記となります。1.前提として動画(Youtubeにあがっているものです)の方でも述べたように、私は大学受験の成功を 「自分の志望に受かること」だと考えています。動画や、この体験記のはじめで「第1志望は別」「他の大学はどうでもいい」といったことを書いていますが、これはあくまで私にとっての話です。国公立だの私立だの、有名での無名だの、偏差値だの評判での、それらは大学受験の成功や失敗には関わらないことです。行きたいところに行けるか否かです。この文書を読む方のほとんどは関大志望の方でしょうから、私のこれまでの言い草にむっとしているかもしれません。ですが私は、私の定義では失敗者です。ですので、「失敗した者の立場から、 成功を掴める人へのアドバイス」という形でこの先を書きすすめます。志望校に行けな かった者の目線として、ひとつの参考となればうれしいです。2.勉強について私は志望校が決まったのが早く、また高校の進学重視のクラスにいたため、受験対策自体は高1からじわじわと始めていました。実際の過去問に手をつけたのは高3の4月で、共テ対策は高2の頃から学校の模試等が少しずつやっていました。経済学部志望にも関わらず、数学が苦手だったので自習はほぼ数学をやり、2次で必要だったもう1つの科目の英語は数学に次ぐ勉強量、共テでのみ必要な他教科は最低限7~8割ほどになるよう勉強しました。数学でお世話になったのは定番ですがチャート式数学。過去問の類題探しや ちょっとした公式の確認まで重宝しました。勉強時間は日によってまちまちでしたが、3~4時間ほど。短気集中型なので、ムリに勉強時間を伸ばすことはしませんでした。3.受験について何校か併願しましたが、その全ての回ごとに赤本を1年分は解くようにしました。志望先でなくとも確認しておくことは当日の余計な負担を減らせますし解くことで糧にもなったと思っています。(発揮はされなかったかもしれませんが・・・・・・)またもちろん第1志望はとことんやりました。赤本にある年数を超えて、8年分ほどは解きました。合格はできなかったものの、当日は完璧に傾向を把握していたおかげもあり、リラックスして受験に臨めました。4.アドバイスなど「使える手段は何でも使え」 これに限ります。私は志望校の受験を一般のみで受験しました。今でもときたま後悔するのは「推薦をもらって、面接も受験すればよかった」ということ。 本当に行きたい大学なのであれば変に世間体を気にせず使えるものは全て使うべきです。「学校に指定校枠がある?」 もらえるように生活態度をよくしましょう。「共テ利用入試がある?」共テも受けて出してみましょう。「複数日程一般入試がある?」体力の許す限りいっぱい受けましょう。どのようにして受かったにせよあなたが一番行きたいところに行ければそれでOKなのです。そこにはきっと私が味わえなかった達成感と満足感があります。私の受験は終わりました。勉強についての後悔はひとつもありません。ですが使わなかった受験方法があることだけはずっと悔やんでいます。全てを試してダメだったなら、そのときはそのときですがまだできたことがあった上での失敗は本当に心に残ります。月並みな言葉ですが後悔のないように。使えるものは何でも使って、存分に受験に挑んでください。※関大前教室でインタビューNo6(暁塾の卒業生ではありません)