私は高校二年冬までずっと怠けた学生生活を過ごして おり、模試の成績もすこぶる悪いような人間でした。 しかし、だんだん周りも受験の話をしはじめるようになり、 ようやく自身の立場の危うさに気づいて高二の一月から 塾に入り、勉強を始めました。そんな状態からのスタートなので、塾の人にはまず基礎 を1からやるよう指示され、中学生でやるような英文法や数学の参考書「入門問題精講」を3周以上しました。本当にこんな簡単な、大学入試の問題には絶対出ないようなものをやり続けていていいのか?ととても不安だったのですが、今思えばここで基礎を完璧に固めたことで、秋以降、ハイレベルな参考書をつまずかず解くことができたと思います。 成績が上がればモチベーションもさらに上がります。この好循環を生み出すためにも、基礎を辛抱強く 学ぶのが大事だなと分かった一年間でした。No16