今年の目標として読書を挙げましたが、
本当に読んでいる証として書評を書きます。
自己満足に過ぎませんが……。
ヒューリックドリーム
ヒューリックは
高給だとか、業績が大手不動産会社の一角に
迫ろうとする勢いだとかで
最近注目を浴びているが、
これはみずほ銀行から転身した
西浦三郎氏の力によるものが大きい。
売上規模ではなく経常利益をめざし、
弁護士や公認会計士などの専門家を
正社員として雇用。
会社のなかに育児施設を設けるなど、
女性が働きやすい環境であることも目を惹く。
売上急拡大のあと倒産する会社とは
対極の筋肉質な会社である。
しかし、ヒューリックも
前身の日本橋興業という名前だった時は
17時15分になると
帰りを急ぐ社員でエレベーターが満員になるほどの
お役所体質だったそうだ。
ヒューリックの本を手に取ったのは
将棋のタイトル戦である
棋聖戦のスポンサーだったのがきっかけだが、
「不動産屋さんの話がどうして
塾のホームページに載っているのか」と
お叱りを受けるかもしれません。
「勉強というのは学校だけでなく、
社会に出ても一生書生で
すべてつながっているのです」
ということで御勘弁ください。